夏休みの勉強時間は何時間が良いか??

今年の夏休みは新型コロナウイルスの関係で、かなり短縮されている。

3週間から4週間の間くらいの日数の学校が多い様子。

しかも、期間が短くなった上に学校の補習、塾・予備校の夏期講習をいったイベントにより「自分の勉強時間」が取れなくなっている人がかなりいる様子。


勉強時間は何時間やるべきか?

有名私立大学や国立大学を目指す方向けに書きます。


こういった質問が多いので、一応便宜上答えてみようと思いますが、前提として、「勉強時間」よりも目標に対して「なにができるようになったか?」のほうがはるかに重要であることを理解した上で読んでいただきたい。


1日の勉強時間は最低でも10時間


この時間数はなんとしても確保したいところです。

10時間というのは机に座って勉強している時間だと思って欲しいです。


「長時間の学習は効率が悪い」

という反論もありそうですが、ぶっ通しで行う必要はありません。

適度に休憩を挟みながらで構わないので、この時間を確保するところから始めましょう。


また「隙間時間」をうまく使える「勉強法」を考えましょう。


ここでいう「隙間時間」とは

・電車、バス、車に乗っている移動時間

・歩いているときの時間

・食事をしている時間

・休憩をしている時間

・お風呂に入っている時間

・トイレに入っている時間

これら全て「隙間時間」です。


ご飯食べているときも勉強するの?

と思うかもしれませんが、別に机に座ってペンととって勉強しなければいけないわけではありません。


「この問題はどうやって解くのだろうか?」

と考える時間に使うのも一つの勉強である。

「単語帳を確認する」のも一つの勉強であるし、歩いて移動しながら、「家に着いたら何から勉強するか?」といった to do リストを決めてしまうことも一つです。


そういった「集中しなくてもできるもの」をコツコツとできることを積み重ねることで大きな時間になります。

この隙間時間の使い方が下手な人がかなり多く、勉強のやり方を自分で工夫することを覚えないと、どんなに時間があっても足りません。


こうやって考えてみると意外と時間を無駄にしていることに気づきませんか?


「やり方」と「時間の使い方」次第で1日10時間ではなく、12時間、15時間といった学習も可能です。


一つ、夏休み中に注意するべきことがあるとすれば、「学校の補習」と「塾・予備校の夏期講習」です。

こういったイベント事項は「勉強した気にはなる」が、「身についているか?」は別の話です。


まず改めて確認してほしいことは

・その授業の内容が本当に自分に必要なことか?

・その授業の内容は自分の今のレベルにあっているか?

(自分のレベルに合っていなく、目的に近すぎる授業は受講しても意味がありません。)

・その授業の内容を定着させるための復習する時間はあるか?

・授業の復習以外で、自分の自習する時間はきちんと確保できるか?


自学自習の時間をきちんと取ることができるなら参加を考えても良いでしょうし、無いのであれば絶対に参加しないほうが良いと思います。


「今の自分を成長させるため本当に必要なこと」に時間を費やさなければいけません。

まず、どんなことをやらなければいけないか、すべて書き出してみましょう。それを達成するために1日最低10時間の時間を確保することはおそらく、本当に本当に最低限度であると感じるはずです。


「机に向かう時間」+「隙間時間」=「1日の学習時間」


この2つの時間にフォーカスを当ててよく考えましょう。

どの時間に何をやるか?

隙間時間では何をやるか?

そして、時間ばかりを気にするのではなく「何ができるようになったか?」を意識しながら」今年の夏休みは生活するようにしましょう。

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