文系で数学ができないのですが何からやればいいですか?
久しぶりの教育ネタの話題になります。
文系で数学ができないのですが何からやればいいですか?
ということですが、「できない理由」というものをきちんと突き詰めたところでのお話がしたいですね。
原因によって解決方法は色々ありますが、ここでは
①そもそも数学に苦手意識があり
②あまり勉強時間を取っていない
③学校の授業がわからない
この3つがあてはまるような人に関して話していきたいと思います。
まずは基礎・基本の徹底からはじめましょう。
とはいえ、「基礎・基本が一番大切」とはよく言われますが、そもそも基礎、基本とはなんでしょう??
基礎(basis) ベースとなる土台
基本(basic) 土台にある中核をなすもの
です。例えばスポーツで言えば、「基礎体力」とはいいますが、「基本体力」とは言いませんよね?テニスとかでも「基本の打ち方」あると思いますが、「基礎の打ち方」とは言いませんよね。基礎・基本とは全くの別物なのです。
数学でいう「基礎」とは、「概念、定義、公式」などの把握や「計算力」を指します。すぐに点数に直結するわけではありませんが、根本的なところでこの「基礎」がなければお話になりません。
また「最大値・最小値の求め方」や「直線の求め方」といった問題を解くための「技」は「基本」といいます。
この「基礎・基本」の意味の違いをしっかり分けて理解し、両方をしっかりマスターすることを心がけましょう。
「概念、定義、公式」などは「計算問題」をたくさん解きながら、使って覚えることが大切です。そして、「基本」の習得は学校で配られるような「チャート式」の参考書などに載っている例題の解法を理解し、「何も見なくても解ききれる」まで練習することが「基本」の習得には重要になります。
なので、数学が苦手な方は上記の内容を意識しながら、「計算練習」と「例題の解法暗記」を徹底して行いましょう。
同じ例題、同じ問題でい良いので、解き始まったら解き終わるまで手が止まららない。素早く解けるようになるまで練習練習、また練習。あるのみです。
まずは嘘だと思って実際に行動に移して見てください。
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