今、過去問の正しい使い方は2パターン。

今回は過去問の使い方について話していきたいと思います!!

過去問に関しては扱う人の性格と、その人の学習の状況にも依ると思うので難しいかなと思います。

2通りで話したいと思います。

①模試の判定がD以下の場合

D判定だからと言って諦める必要は全くありません。いつでもピンチはチャンスです。第一志望の判定がD以下の場合オススメなのは夏休みの終わりの方で一回解いてみることですね。勘違いしないでほしいのは、その時解けなければいけない、わけではないということです。

夏休みまでを使って、今までやりきれなかった基礎・基本の内容を抑えきった状態で解くことに意味があります。夏休みはあくまでも基礎・基本の徹底に力を注ぐべきです。

なので、夏の終わりに一度解きます。この時は2年分を目安にするといいと思います。また時間はあまり意識せずに練習だと思って解くといいと思います。

出来なかったとしても凹まないでくださいね。ここでの目的は「現在の自分との距離を推し量ること」そして「傾向を知ること」の2点です。前者のほうは夏の勉強の定着具合の確認にもなり、実際に受ける大学のレベルを理解することにより、じゃあこの差をこれからどう埋めるべきか?っというのを逆算できるようになります。また、単元によっては今の段階でも十分解けるところと、全然歯が立たないところと別れると思うので、9月からの勉強にその結果を反映させることができます。

後者の方に関しては誰にでも必要なことですが、その大学が毎年出している単元を知ることができます。

例えば、A大学は毎年整数を出すけど、B大学では整数はほとんど出さない。などです。

そうするとどっちを受けるかで整数の分野の対策が必要かどうかの優先順位は自然と決まっていきます。

「自分の立ち位置」と「傾向」を確認することにより、9月、10月の学習カリキュラムを立てられます。そこで得た課題を解決するための期間に9月10月は時間を注ぐべきでしょう。

②模試の判定はC以上の場合

C判定というの50/50ラインだと思ってもらえるといいと思います。十分狙えるレベルです。もしあなたの第一志望の判定がC判定以上であるのであれば、すぐにでも過去問に取り組むことはありです。

仮にC判定だったとしましょう。C判定であれば1問も手がつけられないという状況ではないと思います。(相当な苦手科目がない限り)であればまずは時間を計りながら解きます。本番だと思って解きましょう。そして①の時と同様に「自分の立ち位置」と「傾向」を確認しつつ、1問1問を大切に丁寧に復讐を行いましょう。過去問を勉強するときに同じ問題なんてでないんだから復習するだけ無駄じゃん?って思う人も多いようですが、そんなことありません。むしろ私は過去問にでてる問題は全部覚えてしまうくらい何度も解いて完璧にするぐらいやってもいいと思います。たしかに同じ問題はでませんが、似たような問題はでます。そして、1問1問をちゃんと理解してできるようにしていくと、その大学が好きな問題、毎回「こういう解き方が必要な問題がでてるな」っというのが見えています。そしたら、それさえできるようにしてしまえば勝ちです。なので早めに少しずつ過去問を進めていくといいでしょう。第一志望の大学であれば最終的には10年以上はやりましょう。やりすぎということはありませんので、ガンガン過去問を進めてください。今の時期から過去問をメインに進められる環境が整っていると、多くの大学の過去問対策を行うことも可能なので、「どうしても絶対合格したい!」と思う大学から優先的に対策を行なっていきましょう。そして必要に応じて、「弱い単元」、「武器にしたい単元」を他の教材を使って修正を加えていきましょう。あくまでメインは過去問で良いと思います。

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