受験で学校の教科書って使えますか?

今回はタイトルにもあるように「受験で学校の教科書って使えますか?」の質問に答えていきたいと思います!


これは難しい質問ですね。

かなり人に寄るところが大きいです。もし他に教材を揃えることが可能であれば、使う必要性はないですし、そうでなければ使って損はないかとおもいます。

はっきりとした答えにはなりませんが、最短で受験対策を行うのであれば教科書は使わずに、「参考書学習」で進めたほうが良いと思うのが個人的な意見です。



特に英語や国語といった語学系の科目は正直教科書は全く使えないと思っています。

なぜかというと、理由は2点ありまして「知識量が全く足りない」ことと「初見の文章読解対策のため」の教材ではないということ。国語の教科書では「文学作品に触れる」というのあテーマな感じがするのが個人的な感想です。また英単語などの語彙は明らかに少ないです。なので、受験対策は教科書ではなく初めから参考書で勉強したほうが早いと思います。

また数学などの理系科目、社会、国語の古典分野なども含めて、参考書のほうが教科書よりわかりやすく書かれていたり、押さえるべきポイントがわかりやすいように工夫されています。

書いてあることは教科書と同じでも、まとめかたで「勉強のしやすさ」は全然違うものですよね。

教科書が受験勉強に向いていない決定的な理由は「初見の問題への考え方」が一切書かれていないことです。つまり、「長文読解のポイント」など数学の「解法の発想」などはありません。定理や正しい事実の確認には使えますが、「この問題に対してどう考えれば解けるか?」は書かれていないので、どうしても受験には不向きな教材と言えるでしょう。


実際私自身はかなり極端かもしれませんが、初めから指定校推薦を狙うこともなかったので、学校の勉強は一切やりませんでした。学校の先生には怒られましたが、ノートも一回も取ったことがありません。ひたすら、受験の王道の参考書、問題集、あとは塾の教材の勉強だけを行なっていました。

特に学校の授業についていけていない生徒には「自分の足りてない部分」から勉強を開始してほしいです。それをやろうとすると学校の授業では勉強できないので、自身に合った「参考書学習」をメインに切り替えて受験のために頑張ってほしいと思います。


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