20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ

20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ(訳:高遠裕子 解説:三ツ松新) 阪急コミュニケーションズ


自分のこれからがワクワクするようになる超名門大学教授による名講義



「20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」はこれまでの多くの自己啓発やキャリア形成についての本のエッセンスを凝縮したような内容となっています。「ルールは破られるためにある」「自分で自分に許可を与えよう」「機が熟すことはない」など多くの自己啓発本でも語られていることが本書でも筆者の経験を基に語られています。



ではなぜ、この本をお勧めするのか?理由はシンプルです。今や氾濫状態にある自己啓発本界の中において、無駄な個所が全くと言っていいほど存在しない稀有な本だからです。自己啓発本は成功者が自己の成功体験を語るケースが多く見られます。本書の著者は神経学の博士号を持ち、スタンフォード大学で起業家育成に携わるティナ・シーリグ氏。自慢することも上から目線に語ることもなく、読者を飽きさせることなく重要なエッセンスを伝える力には脱帽であります。


日本の学生は起業家精神が足りないといわれることが多いが、重要なのはどこにいっても、何をしていても自分の存在意義や目標、あり方について確固たる軸を持ち続けることです。私はこの本は読者が自分のキャリア形成の根幹を今一度考えなおすきっかけとなれば嬉しいです。


第1章 スタンフォードの学生売ります 自分の殻を破ろう

第2章 常識破りのサーカス みんなの悩みをチャンスに変えろ

第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か ルールは破られるためにある

第4章 財布を取り出してください 気が熟すことなどない

第5章 シリコンバレーの強さの秘密 早く、何度も失敗せよ

第6章 絶対いやだ!工学なんて女がするもんだ 無用なキャリア・アドバイス

第7章 レモネードがヘリコプターに化ける 幸運は自分で呼び込むもの

第8章 矢の周りに的を描く 自己流から抜け出そう

第9章 これ、試験に出ますか? 及第点ではなく最高点を目指せ

第10章 実験的な作品 新しい目で世界を見つめてみよう

感謝の言葉

解説「異質なこと」をする能力

※画像はAmazonから引用

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